【虫歯の抜歯】虫歯を抜歯する場面とは

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【虫歯の抜歯】

虫歯を抜歯する場面とは

虫歯の治療のために歯医者へ駆け込んだら、抜歯の提案をされてしまった…愕然とするような体験談ですが、現実問題として、虫歯のために抜歯せざるを得ない状況もあります。なぜ医療技術が進んだ現在でも、抜歯をしなければいけない時があるのか、またあらかじめ予防しておく方法がないのか、こちらでご紹介します。

虫歯を抜歯するケース

歯科医療の技術は日々進歩しており、近年は特に、状況が許す限りは抜歯しないという考えが広まっております。しかしそれでも虫歯が広がり過ぎた場合には、抜歯を検討することになります。歯ブラシでのブラッシングや、ドリルなどで歯を削る行為は、いずれも細菌を取り除くために行っております。日頃はブラッシングで細菌を落とし、虫歯が広がっている場合はドリルで細菌を削り落としているのです。

しかし、虫歯の部分を削り落とすと歯そのものが取れてきてしまうほど、大きく広がった虫歯であれば、虫歯だけを取り除くことが難しくなります。一方で、抜歯を行うことで、歯についた全ての菌を素早く取り除くことができます。治療できる見込みのない歯は、抜歯が最良の選択肢となる状況もあり得るのです。

虫歯の抜歯を避けるには

治療のためとはいえ、一生ものである歯を抜くことは避けたいものです。そのために今からできることがあります。

ブラッシングを徹底する

虫歯になる原因は虫歯菌であり、感染症です。ほとんど全ての方が、幼少期に親などから感染しているはずであり、虫歯が成長しないようにブラッシングなどのお口のケアが必要です。通常の歯ブラシに加え、デンタルフロスや歯間ブラシを併用することで、ケアの効果が飛躍的に上昇します。またキシリトールガムなどを一日3粒程度噛むことにより、唾液の分泌を促すのも効果的です。

ちなみに、お子様への虫歯菌の感染については、簡単に避けられるものではありません。スキンシップの方がよほど意味があるでしょう。あまり神経質にならずに、楽しく歯磨きができるように教えてあげることが重要です。

虫歯が大きくなる前に治療を

虫歯が大きくなると、強く痛み、治療にも時間がかかります。その分費用も多く必要となりますので、何ひとつ良いことがありません。早めに虫歯を治療するように心がけましょう。

治療が完了するまで通院を続ける

歯の治療をはじめたものの、痛みがなくなったからと治療が完了する前に通院を中断される方が度々いらっしゃいます。それが神経を抜いた後であれば、虫歯が進行しても痛むことがありませんので、大きな虫歯へと成長する恐れがあります。必ず最後まで治療を行いましょう。また中断してしまっている場合、そのお気持ちはわかりますので、恥ずかしく思う必要はありません。再びご来院ください。

定期的な検診のために通院する

虫歯の早期発見に繋がり、その他の歯の異常にも早く気づくことができます。定期的な通院は、一見すると時間と費用の浪費に思えるかもしれませんが、将来的にみると、治療にかかる時間も費用も大幅に短縮できることになります。

虫歯と向き合うために、歯科医院へ通院するのはいくらかの勇気が必要かもしれません。しかし、抜歯をする局面では、その勇気が持てなかったことを必ず後悔することにもなります。まずは検診を受ける事をおすすめ致します。


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